MinecraftサーバーをMinecraft付属のJREで実行する
将来的にマルチでワールドが遊べるように、最初からサーバーを立ててマルチ環境でMinecraftをプレイしたい。
通常は別途JREをインストールしてからサーバーを実行するようだが、システム(Windows)に余計なソフトウェアをインストールしないために、Minecraft本体に付属のJREでサーバーを実行した。
以下Windows10環境のMinecraft Java Editionに関して記述する。
Minecraft本体のeula.txtファイルを編集する
[保存場所]\Minecraft Launcher\runtime\jre-x64\bin\eura.txtファイルをテキストエディタ等で開き、eura=falseからeura=trueへ書き換える。
サーバーを実行する
サーバー本体であるjarファイルのディレクトリの指定が厄介だが、絶対パスで実行可能。
以下は一例。
C:\Program Files (x86)\Minecraft Launcher\runtime\jre-x64\bin>java -Xms1024M -Xmx1024M -jar "C:\Program Files (x86)\Minecraft Server\server.jar"
コマンド入力について
コマンドプロンプトからもサーバーのコマンド操作ができる。
たくさんのコマンドがあり、helpコマンドで説明を見ることができるが、Web上で検索したほうが早そう。
また(一部の?)コマンドはMinecraft上からも実行できる。
stopコマンドでサーバーを停止することができる。
ワールドに入る
サーバーアドレス「localhost」で、とりあえずワールドに入ることができる。
他のプレイヤーにワールドに入ってもらうにはポートの開放やIPアドレスの共有が必要。
マルチワールドの保存場所
以下は現時点での推察です。安易に真似しないでください。ワールドの消失・破損等、一切の責任を負いかねます。
server本体を実行した際に、binフォルダ内にworldフォルダが正常に存在すればそのワールドが立ち上がり、存在しない場合は新規にワールドを生成する模様。
つまるところ、worldフォルダがワールドのセーブデータになる??
worldフォルダの名前を変更することで、どのワールドで遊ぶかを選択することができるかもしれない。(遊びたいワールドのフォルダ名をworldにしてbinフォルダに配置すればよい)
またシングルプレイのワールドをサーバー上で実行したり、マルチプレイのワールドをローカルで遊ぶこともできるかもしれない。
ただし仕様変更に伴ってワールドがまったく機能しなくなる可能性があるため、安易にファイルを操作しないほうがよさそう。
シングルプレイのワールドデータ保存場所
[ユーザー名]\AppData\Roaming\.minecraft\saves\[ワールド名]
マルチプレイ(サーバー)のワールドデータ保存場所
[マインクラフトインストール先(Minecraft Launcher)]\runtime\jre-x64\bin\world